2007年4月6日金曜日

人材教育の仕組み作りに成功した欧米韓企業の共通点

 欧米人や中国人と長く仕事をして筆者が感じることは欧米人を圧する中国人の1.個人主義、2.キャリアアップ意識、3.形式知の重視だ。

 日系企業の中にはこうした中国人独特の強い気質から「人材育成してもどうせ転職で辞めてしまい、資金とエネルギーが無駄になる」と諦める傾向が強い。こうした中国人が渇望する人材育成投資を手控えたらますます優秀な人材が離れていく。

 欧米企業だけでなく最近では韓国企業や中国大手企業でも人材育成に大きな投資をする企業が増えており、日系企業との格差は開くばかりだ。特に韓国のサムスン、LGの急伸は目を見張る。その根幹は人づくり、人材育成策だ。

 教育の仕組みづくりに成功している欧米韓企業の共通している点は次の通り。

1.物事の考え方、意思の統一に時間をかけてこれを徹底する。
2.知乱興亡の国で戦いに明け暮れた国であり、戦利戦略の立て方に集中する。「孫子の兵法」など中国の古典と欧米や韓国流の上手な相乗り。
3.行動基準やマナーやルール作りを欧米韓風+中国風+その企業風に味付けする。
4.組織行動力=チームワークの構築に結びつける。
5.論理力に優れる中国人にプレゼンテーション力+グローバルマインドを教え込む仕組み化が難しい国であり、マニュアル化-標準化-習慣化の三化を繰り返し実践させているようだ。正に中国にあった教育作りをマーケティング手法で作っていったといえよう。

 人材育成について日本企業はOJTが中心で、この面でも評判が悪い。中国人はOFFJTを何よりも好む。

 最近日本企業の中で、グループ会社合同研修を統括会社の重要な役割と位置づけ、従業員の研修成果とあわせ、1.ネットワーク作り、2.意識改革 にも成果を挙げる事例が出てきた。こうした研修に参加することにより、中国人の中に全社の立場で物事を考える気風が出てきたり、日本的マネジメントの良さ に目覚めチームワークづくりに弾むがついたという事例を聞いた。

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google、yahoo等の検索エンジンの順位を上位にするための技術なんですって。 なんだか難しそうですね(・ω・;)

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