配属されたプロジェクトでのAさんの中心的な業務は、Javaの業務アプリケーションのプログラミングを行うことでした。Aさんはメキメキとプログラミ ングスキルを上げ、プロジェクト内でも一目置かれる存在となっていきました。しかし、Aさんはずっと考えていました。「このままで社外に通用するのだろう か?」。そこで、Aさんは「データベースはITスキルの基礎である」という思いから、データベースの勉強を始めました。
業務でかかわっていない分野について勉強し、マスターすることはとても大変なことです。「まずは、データベースに実際に触ってみよう」と考えて、サーバ用のコンピュータ、アプリケーション、Oracle DBまで自費で購入したのです。
そして書籍やさまざまなWebサイトを見ながら、見よう見まねでデータベースをインストールしたり、サンプルアプリケーションを作ったりと、業務で疲れて帰ってきても欠かさずに勉強を続けました。しばらくしてORACLE MASTERを受験し、一発で合格しました。