2007年4月6日金曜日

会社統合時代 残る管理職、切られる管理職

 まさかあそことあそこが!――というような経営統合が次々と進んでいる。昨日まではライバルだった会社の社員が、上司や部下としてやって来る。ガラリと変わる社内の雰囲気、仕事の進め方、人事評価……。これらをクリアできなければ管理職は生き残れない。

●部下の情報収集
 ライバル同士の統合で業界順位の下がった会社は、巻き返しを狙って優秀な人材の引き抜きに動く。ライバルだけではない。他業種・取引先も社員が 動揺している今がチャンスとばかり、人材ハンティングをかけてくるはずだ。このとき、やられっぱなしでは管理職失格とされてしまう。
「うちの部署でも統合直後に、ライバル会社に2人、取引先に1人持っていかれました。仕事ができる若手ほど業界に顔は広いし、異業種交流会などにもよく出ているから、真っ先に狙われるんです。おかげで、部長職から次長職に降格されましたよ」(食品メーカー営業管理職)
 日頃から部下が「社外のどんなヤツと付き合っているか」「会社への不満を募らせていないか」などの情報を把握しておくことが大切だ。

●部下マネジメント
 統合と同時に仕事の効率化が強く求められ、派遣社員などの非正社員も増える。ここに統合相手の社員や定年延長の高齢社員も交ざってくるから、管理職はさまざまな立場の人材を使いこなさなければならない。
「統合相手が自分の会社より小さいからとか、派遣社員だからと見下すようではお話になりませんが、特定の社員に仕事や責任が集中するのも避けなけ ればなりません。いまどきのサラリーマンは、これを信頼されているとは考えず、自分だけ業務を押し付けられていると思ってしまう。一方、アイツばかりが重 用されているとふてくされる部下も出てくる。統合直後はとりあえず機械的でもいいから、仕事量・責任を満遍なく持たせるのが無難。それを見ながら、徐々に 配置や役割を決めていけばいいのです」(人事コンサルタント)

●三角合併
 5月から「三角合併」が解禁される。買い手企業が自分の子会社と買収対象企業とを合併させて傘下に収めるもので、外国企業が日本の子会社を使って日本企業を買収するケースが増えると予想されている。
「業務の効率化や不採算部門の切り捨て、外部取締役の受け入れを迫ってくるでしょう。嫌がれば、当然、会社にいられないが、改革のスピードが遅く、すぐ成果を出せなくても会社に残れません。部下や同僚に恨まれてもやり通すか、転職するかのどちらかです」(経済アナリスト)

●サボリ上手
 会社統合で管理職の仕事はものすごく増える。所帯が大きくなったり、仕事の進め方や人事評価の変更について、部下一人ひとりに説明しなければならないからだ。残業や休日出勤が重なって、体を壊したりウツになる管理職は少なくない。そうなれば、やはり仕事は続けられない。
 上手にサボれることも、残る管理職の条件である。

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瀬尾さんのブログ

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