2007年5月30日水曜日

失敗を恐れたら前に進めない

 プロジェクトでは、さまざまなリスクを想定して行動すると思います。転職も同じです。転職をするまでも、さまざまなリスクが顕在化する可能性があります。

 しかし、失敗を気にしすぎて、本来の転職すべきタイミングを逃してしまう人もいらっしゃいます。今回は、転職をやっと決意したものの、転職をあきらめることになったMさんの例をご紹介します。

リスクを考え転職するか悩む

 M さんは大学卒業後、小規模なソフトハウスに入社しました。大学の専攻は文系学部でしたが、ITスキルが将来重要になると考え、IT業界を中心に就職活動を し、3社から内定をもらうことができました。その中から、規模は小さいものの、いろいろ先輩から教わることもできそうな、幅広い年齢層の先輩がいる企業に 入社を決めました。

 Mさんは入社後に汎用機の保守を中心に行う部署に配属されました。学生時代はITに関してほとんど接することがなかったMさんにとっては、汎用機だろうと保守だろうと新しいことばかりでした。

 しかしIT業界のことを少しずつ学んでいく中で、汎用機の保守作業のキャリアは評価があまり高くないということを知るようになったのです。

  会社の中では、上流工程に携わっているITエンジニアもいます。しかし、上流工程にかかわることのできる社員は、ほとんど自分よりもかなり年齢が高い人ば かりでした。汎用機以外の仕事ができる可能性を求めてプロジェクトの転換を希望してみましたが、思いどおりになりませんでした。

  一方で、転職をした同期の話を聞くチャンスがありました。ある同期はキャリアアップを求めて、オープン系のシステムにかかわることのできる企業に転職しま した。その同期は、かなり忙しく働いているようでした。転職して年収がアップしたとはいえ、年俸制の企業だったので、時給で考えると年収はダウンしてし まった、ということでした。

 Mさんの職場ではほとんど残業はなく、残業があったとしてもきちんと残業代は付くため、就業条件を落としてまで転職する必要はないと思ったのです。これが最初にMさんが転職を考えたタイミングだったのですが、実際に行動に移すことはありませんでした。

SEOってなあに?

google、yahoo等の検索エンジンの順位を上位にするための技術なんですって。 なんだか難しそうですね(・ω・;)

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カワイイ文房具って見ていてワクワクしますよね。 カワイイものに囲まれてお仕事がしたいです。

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