2007年5月30日水曜日

決断がよい情報収集を促す側面もある

 根拠をそろえて、決断する。上記は極めて妥当な順序に思えます。しかし、この論理的なアプローチには落とし穴もあります。

 Aという車(自動車)を買おうと思った途端に、Aという車をよく見掛けるようになった。

 誰しもそんな経験があると思います。例えば、わたしは最初の子どもが生まれた途端に、赤ちゃん連れの人が使っているだっこひもやベビーカーのたぐいが目に飛び込んでくるようになりました。

 そういう運搬道具(?)を買わなければならないことは生まれる前から分かっていたはずですが、いよいよ現実に買わなければならない段になって初めて脳のどこかのスイッチが入ったようです。ただ「見る」だけでなく、文字どおり「目に飛び込んでくる」ようになったのです。

 これは、重要な情報をフィルターして意識させる脳の機能のなせるわざで、脳幹網様体賦活系という組織がその役割を担っているそうです。

  重要な情報は「目に飛び込んでくる」くらいよく見える一方、重要でない情報は「見れども見えず」状態になってしまう。ということは、よい情報収集のために は、その対象を「重要」と思う必要があります。では、脳は何をもって「重要」とするのか。それは、「やると覚悟する」こと。「やろうかな」では十分ではあ りません。このあたりは、目標設定とその効果についての書籍でもよく書かれていますし、多くの皆さんが経験されていることでもあるでしょう。

  論理的には、情報収集を経て決断すべきです。人間には決断を先に延ばすことで、情報収集の質・量が深まるという特性を知っています。これが、個人の決断に ついては「意志決定」という字を当てている理由です。仕事でも同じメカニズムは働くのですが、情報収集に時間を割くためにも合意が必要であり、担当者が思 い込み先行で行動するのは難しい。しかし、それを乗り越えて大ヒットを生み出した事例がしばしば紹介されます。

SEOってなあに?

google、yahoo等の検索エンジンの順位を上位にするための技術なんですって。 なんだか難しそうですね(・ω・;)

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