2007年5月17日木曜日

転職・起業時に自らルール、信頼得る

 生き馬の目を抜く金融業界で活躍する田中さんだが、人間関係では謙虚な姿勢を心がけている。「前の職場の仕事を奪うような営業はしないようにしている。逆に前職時代に懇意にしていた企業でも、今の職場に担当者がいれば、接触しない」と話す。

 同じ業界で働き続ける上で、人のつながりを粗末にすると、結果として自分の首を絞めることになるからだ。

 大手出版社の雑誌編集部で約6年間働いた経験を生かして、3年前に編集プロダクション「ステップ・ワイズ」を作った臼井美伸(みのぶ)さん (41)も「以前担当していた雑誌のライバル誌からは、仕事を受けない」など、自分なりのルールを設けた。なりふり構わない仕事をすれば、すぐに業界内で 評判が広がるからだ。

 例えば起業後、前の職場で担当した研究者や筆者から個人的に編集の依頼があっても、いったん古巣の担当者に“仁義を切る”そうだ。「会社の看板に は頼れない今、人間として信頼されることが第一。そうでなければ仕事を任されなくなる」。節度を保った人間関係作りが功を奏し、雑誌取材の仕事のほか、最 近は単行本編集の仕事が増えてきた。

 一昨年に住宅機器メーカーから医薬品メーカーへと、全く異業種に転職したA子さん(35)の場合は、仕事内容が同じ管理部門だったため「転職当初 から、前職時代に培った人脈や経験をかなり期待されていた」と言う。退職時のあいさつ状には「業種は違っても、同じ分野で仕事を続けます」と、それとなく アピールした。

 だが前の職場に対しては、人脈・経験をひっさげて新天地へ――という態度は一切見せなかった。「育ててもらったことへの謝意をひたすら示した。今 の職場が嫌で辞めるのではない、と伝えることは非常に重要」と話す。古巣の上司や同僚とは、今も定期的に情報交換する関係を保っているという。

 転職紹介のリクルートエージェント(東京都千代田区)でキャリアアドバイザーを務める細井智彦さんは「転職者の多くはそれまでの経験の延長として 転職するはずで、全くの異分野でゼロからのスタートという人は少ない。その際に、人間関係を大切にしない人は、その後の仕事にも影響するでしょう」と話 す。「特に女性は顔を覚えられ、印象に残りやすい。ビジネスの世界で個人ブランドを磨いていくと考えれば、人脈活用のルールは謙虚に、厳格に」とアドバイ スしている。

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