2007年5月17日木曜日

キャリアビジョンの有無が、明暗を分ける

 同じ1年目に転職を志した嶋さんと大和田さん。2人の違いはどこにあるのでしょうか。それは、「明確なキャリアビジョンを持って日々の業務に臨ん できたか」ということです。自分のキャリアビジョンに向けて、「いま何をすべきか」を常に考えていたかどうかによって、たった1年の間に2人には大きな違 いが生じました。

 就業年数が短く、経験が少ない人の転職では、いかに自分をアピールするかが重要となってきます。そ こでは短期間でどれだけ業務に対して真剣に取り組んできたかと、どれだけ熱いこだわりを持っているかがポイントになります。就業期間は短くても、中身の濃 い業務を行うことによって、実際の期間以上のキャリアを積めることにもなります。明確なキャリアビジョンを持って能動的に仕事をしていくことで、たとえ入 社1年目であってもキャリアアップ転職を成し遂げることができるのです。

 若手転職希望者に転職理由を聞くと、「会社の雰囲気が悪い」「仕事内容が入社前のイメージと違った」「上司とうまが合わない」など企業や職種とのミスマッチを挙げる人が依然多いのですが、「キャリアアップしたい」ということを理由に挙げる人も増えてきています。

  キャリアアップという言葉は抽象的で分かりにくいものです。キャリアアップという言葉のとらえ方は、「責任あるポジションに就くこと」「大規模な仕事を担 当すること」「スペシャリストになること」「年収をアップさせること」「大企業で働くこと」など、人によってさまざまです。

  私は、「自らが掲げた中長期的なキャリアビジョンに近づいていくことがキャリアアップである」と考えています。ある人にとってはキャリアアップと思えるこ とが、ある人にとってはキャリアダウンと感じることもあるかもしれません。個人の価値観の数だけキャリアップに対する考え方があると思っています。

  キャリアアップするためには、まずしっかりとしたキャリアビジョンを持つことが重要です。そしてそのキャリアビジョンを実現させるために3年後、5年後の マイルストーンをしっかりと据え、どういったキャリアを積むべきかを常に考え、自らのキャリアを定期的に見直していくことが大切です。見直した結果、軌道 修正が必要ということであれば、その方法の1つとして「キャリアアップ転職」があるという姿勢が重要だと思います。

 前向きなキャリアアップ転職は非常に素晴らしいことです。ただ、実行に移す前に一度立ち止まって考え直してみてほしいのは、「どういうキャリアビジョンに基づくキャリアアップなのか」「そのための手段として転職は妥当なのか」ということです。

 もし入社1、2年目で現状に不安や不満があり、キャリアアップ転職を考えている場合は、キャリアコンサルタントへ相談してみるのもお勧めです。第三者の視点からの意見が得られると思います。

SEOってなあに?

google、yahoo等の検索エンジンの順位を上位にするための技術なんですって。 なんだか難しそうですね(・ω・;)

瀬尾さんのブログ

文房具でビックリ!

カワイイ文房具って見ていてワクワクしますよね。 カワイイものに囲まれてお仕事がしたいです。

今週のビックリ★ドッキリ★文房具