ここまで課題の解決策を明らかにした加山さんは、次に、目指す将来像として「ITアーキテクト」を選びました。常に新しい技術を追いかけていきたいという思いが強く、技術を究められるITアーキテクトに興味があるというのです。
そこで、企業情報の中から加山さんの志向に合った会社を選び出し、大手から中堅のSIerを中心に応募しました。どの会社も加山さんの経験、スキルアップに関する一貫した考え方を高く評価し内定を出しました。
最終的に加山さんは、オブジェクト指向技術やオープンソースに強みを持つコンサルティング系のSIerへの入社を決意しました。
加山さんの転職活動の成功要因として、下記の3点が挙げられます。
- ネガティブな転職動機から前向きな動機への転換
- 目指すべきキャリアパスの明確化
- 現在のスキルと今後目指す方向に合致した企業の選択
将来の目標を定め、有意義な転職を果たした加山さんは、今後持ち前の熱心さでますます活躍することでしょう。趣味のバンド活動も、時間を見つけて続けていくとのことです。