会社には本来の仕事以外にたくさんの雑用がある。社内の事務書類を整えたり、電話を取ったり――。給料には直接つながらないから、ついついサボりがちだったりするが、こうした雑用を給料に反映することはできないだろうか。
本業ではない作業はどうしても優先度が低くなる。例えば、交通費を請求したり、電話を取ったり、社内の事務作業は意外と面倒くさい。筆者のようなデ スクワーク中心の仕事ですらそうなのだから、外回りの営業さんは本当に大変だなぁと思ってしまう(営業の場合は、電話を取るのも仕事だったりするが)。最 近では、業績に応じた給料の支払い制度なども普及してきたから、自分の業績に関係しないことはますます億劫になる。
こうした仕事を前向きにやるにはどうしたらいいか。やはり、給料に関係してくるのがいいと思う。もし実績に応じた給与制度の場合、来期の目標の1 つに「交通費精算が締め切りに遅れないようにする」などと入れてみるのもいいかもしれない。レベルが低い(!?)と笑う方もいるかもしれないが、理解のあ る上司だったら認めてくれるかもしれない。
逆に、いつも締め切りに遅れずに出せるような書類仕事が得意な人もいる。こんな人は、もしかしたら社内アウトソースを買って出てみるのはどうだろ う。つまり、同僚の交通費精算も一緒にやってしまうのだ。精算額の数%を支払ってもらう契約を結べばそれなりの金額になるかもしれない――