2001年に放送開始したテレビ大阪制作のトークバラエティ番組「きらきらアフロ」。笑福亭鶴瓶と共にMCを務めるオセロの“白い方”こと松嶋尚美が、 番組中で発した何気ない一言が発端となりロックバンド「KILLERS」が生まれた。昨年8月に行った大阪城ホールでのデビューライブから7ヶ月、今月 27日にはロックの聖地・日本武道館で華麗なる解散ライブを行った。
チケットは即日完売。謎の男が気持ち良さそうに延々と前説ライブを続けていく中、見かねた笑福亭鶴瓶が登場。謎の男が最後の曲を歌おうとした瞬間に開演を 告げるブザーが鳴り響いた。KILLERSのメンバーが次々とステージに登場していく中、ステージ中央にはピンクのリボンに包まれた箱が出現。1曲目 「JAPANESE GIRL」のイントロに合わせて、箱の中からヴォーカル・NAHOMI★KILLER(オセロ松嶋)が勢い良く飛び出した。
NAHOMI★KILLER がバンド結成以前からの念願だった「武道館ー!」と叫ぶと、応援グッズである青色の超英人ハッピを着た1万人の観客がそれに応える。MCでは「今までは 『オセロの白い方』と呼ばれていたのに、最近は5人に1人くらい『NAHOMI★KILLER』って言われる様になって、微妙にこっ恥ずかしい」と語っ た。解散ライブは、コール&レスポンスあり、タップダンスあり、ますだおかだからプレゼントされた寒い?ギャク披露ありの盛り沢山な内容となった。
偶然にも1年前の3月27日は、KILLERSが初めてスタジオに入った日だった。NAHOMI★KILLERは「KILLERSは解散しますけど、私の 中で一つ『KILLERS』という箔をつけて、オセロという地道な仕事に戻りたいと思います!」と別れを告げると、KILLERS最後の曲 「Beautiful World」を歌い終え、ステージにマイクを置いて去って行った。