2007年4月12日木曜日

黒田に魔の七回…突然2失点で連敗

 エースにとって鬼門なのか-。広島・黒田博樹投手(32)が11日の巨人戦で、2試合連続で七回に逆転 を許した。これで3試合連続で七回に失点。三回に右すねに打球を当てながら、六回までは完ぺきな投球を披露。それだけに痛い1敗だった。初のカード勝ち越 しはまたもお預けとなった。

 またもつかまってしまった。エースにとって鬼門なのだろうか。黒田が3試合連続で七回に失点を喫した。

 簡単に二死を取って、今回は大丈夫と誰もが思った直後だった。3度目の登板でもこれまでと同じく、黒田が天を仰ぐ姿が待っていた。

 二死一塁から鈴木尚に中前に運ばれて二死一、二塁。代打・木村拓に対する初球だった。打ち気を誘って投じたフォークが落ちない。外角高めに抜けた力のない球を、右翼線に痛烈にはじき返され2失点。5日の横浜戦に続いて「魔の七回」に逆転を許した。

 本塁へベースカバーに向かった黒田はぼうぜん。逆転に沸く三塁側ベンチとは対照的に、腰に手を当てて天を仰いだ。

 結局この失点が決勝点となり、エースは連敗。7回5安打2失点。最低限の仕事をこなしたが、敗戦にショックは隠しきれなかった。試合後はうつむいたまま「また次がんばります」と一言。足早にロッカールームに消えた。

 今季3度の登板でいずれも七回に失点。抜群の安定感とタフネスぶりでチームを引っ張ってきた黒田にとって、後半での失点は気がかりだ。

 右ヒジ手術の影響も懸念されるが、小林投手コーチはエースをかばった。「六、七回は誰でも苦しくなるところ。先発としての仕事はしてくれている。今のままいってほしい」。打線が爆発すれば白星が先行すると信じている。

 3カード連続負け越しのチームを波に乗せようという思いは強かった。その思いは前回登板後にも口にしていた。「投手力が弱いといわれてきた。投手全員で力を合わせて見返さないといけない」。投手キャプテンとして先頭に立ち投手陣を引っ張る意欲を見せていた。

 三回には高橋由の鋭い打球が右足のスネに直撃。それでも必死に投げた。六回まではまったく危なげない投球。白星はつかなかったが誰も黒田を責めることはできない。ナインにもファンにも思いは通じたはずだ。

 エースの力投に報いるためにも、12日は大切な一戦となる。是が非でも今季初のカード勝ち越しを決めなければならない。

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