2007年5月23日水曜日

地方の若者も「人間らしく働きたい!」

「全国青年大集会2007」は、東京だけでなく各地方から若者が集まった。地方からの若者の声を取材した。埼玉県北部から25~6人連れで来た若者たち は、「決めろ生活保障のハットトリック」などの文字が書かれたサッカーの絵を掲げていた。職種は様々で、病院、保育、学校、会社員、派遣社員などだ。 「(労働環境が悪くて若者が)1年以内に辞めるケースが多い。病院や介護士も同様」と語る。要求は最低賃金1000円以上、サービス残業無し、十分な人員 確保などだ。

 茨城県から来た若者は26~27人のグループ。こちらも職種は様々だ。「派遣会社でも、(若者が)派遣会社を渡り歩かされ ている形で転々としている」と、長期契約にならないように、同じ職場で働いているにもかかわらず、短期間で派遣会社の籍だけ移動させられている偽装請負の 実態を明かす。また「期限が来て(契約期間終了)、というのもあるが、いきなり(派遣会社側が)因縁をつけて辞めさせられる事例もある」と、まるで「労働 基準法番外地」のようなケースを語る。

 埼玉県から来た子供連れの若夫婦もパレードに参加した。25歳の夫は勤労学生で派遣社員をしてお り月収は15万円ほど。「生活はかなり厳しい」とこぼす。「残業なしだと給料が安いので、やりたくないけど仕方がない」と週5-6日の勤務をこなす。25 歳の妻は現在求職中だが「(子供を)保育園に入れようとしても『仕事が決まっていないとダメ』、仕事場は『保育園が決まっていないとダメ』という」と、仕 事をしたくてもできない苦境を語る。夫は「子育ての支援が欲しい」と妻の心境を押し図るように代弁する。

 現在、厳しい労働条件で働いて いる「ワーキングプア」同然のフリーターや派遣社員、正社員は数多いが、声を上げたくても上げられないのが実情だ。集会に参加して、生きにくい社会に異議 申し立てしたくても「バイトを休むと収入が減るので行けない」という若者も少なくない。特に「就職氷河期世代」の若者の雇用情勢・労働環境は深刻だ。好景 気と言われて雇用は上向きと言われているが、正規雇用は減り非正規雇用が増えているので、正社員を目指した就職活動の厳しさは「就職氷河期」の頃と大差な い。若者の雇用・労働環境の改善が早急に求められる。

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瀬尾さんのブログ

文房具でビックリ!

カワイイ文房具って見ていてワクワクしますよね。 カワイイものに囲まれてお仕事がしたいです。

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