2007年5月23日水曜日

ベンチャーに向いている人、向かない人

 最近、ベンチャー企業へ目を向ける人が、少しずつではありますが、着実に増えています。とてもよいことですね。誰もが知っている大企業に入ったところで、将来やりがいのある仕事を任されるわけでも、定年まで安定した生活が保証されるわけでもないのですから。

  もちろん、ベンチャーといってもピンキリで、ただの中小企業が学生向けにベンチャーと名乗ったり、中には投資家から金を引き出すことだけが目的の会社まで 入り混じっている状態です。選ぶポイントとしては、ずばり経営者の人物でしょう。その会社がなにを目指しているのか、トップの人となりから、ある程度は見 えてくるものです。

 では、労働者から見て、良質のベンチャー企業の持つ魅力とはなんでしょうか。それは機会の多さです。既存のシステムに縛られず、自由に能力を発揮できる機会が、平均年齢40代といった大企業よりも格段に多い点です。

 たとえば、「このビジネスモデルを立ち上げてみてはどうでしょう」、「面白そうだな、よし、君がプロジェクトを立ち上げたまえ」という具合に、20代の社員にも、いくらでも事業責任者となれるチャンスが転がっているわけです。
 
 ただし、誰もがこの機会に恵まれるわけではありません。当たり前といえば当たり前ですが、自分でビジネスを引っ張れるような人でないと、機会なんてあっても使いこなせないんですね。

 人生という元手を賭けて、ポーカーで勝負できるかどうか。それができる人間にのみ、キャリアパスが存在すると言えるでしょう。
 
  逆に、それが出来ない人間にとっては、ベンチャーはそれほど夢のある場所とは言えません。ただ出勤するだけで昇給させてもらえるほど安定してはいません し、そもそも年功給自体が存在しない企業も珍しくありません。ポストにしても、ご褒美代わりに分けてくれるなんてことはなく、できる人間にどんどん任せる か、外部からスカウトしてきた人材をつけるはずです(まあこれから大企業に成長できる会社なら別でしょうが)。

 ベンチャーと聞くと夢と 活力に溢れたイメージを抱きがちですが、実際のところ、機会を活かして事業責任者になったり独立したりする人間は、全体のごく一部ですね。その他の人間 は、より安定した生活を求めて、早い段階で勝負のテーブルから離れることになります。ベンチャー一般の離職率が一般的日本企業よりも高めなのは、これが理 由です。

SEOってなあに?

google、yahoo等の検索エンジンの順位を上位にするための技術なんですって。 なんだか難しそうですね(・ω・;)

瀬尾さんのブログ

文房具でビックリ!

カワイイ文房具って見ていてワクワクしますよね。 カワイイものに囲まれてお仕事がしたいです。

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