就職活動中の女子大生に採用内定をちらつかせ、わいせつな行為をしたとして、大阪府警曽根崎署は19日、強制わいせつ容疑で三菱東京UFJ銀行難波支社の行員白石真也容疑者(24)=大阪府貝塚市二色=を逮捕した。
今春、白石容疑者と酷似した男による同様の手口の被害が数件確認されており、同署は余罪があるとみて追及している。
調べでは、白石容疑者は4月8日午後、同窓生の新人採用担当者を装い、国立大4年の女子大生(21)=岡山市=に「あなたの評価は高い。応援したい」などと言って大阪市北区のカラオケ店に呼び出し、店内で抱きついたり、キスした疑い。
女性は抵抗し、途中で店内から逃げ出して同署に被害届を提出した。白石容疑者は容疑を認めているという。