入社後の配属についてもS社を意識して、携帯電話向けの組み込みソフトウェア開発を希望しました。そして、野口さんの希望どおり、携帯向け組み込み開発のプロジェクトの一員となったのです。
S 社の応募要件を確認し、できるだけその応募要件に当てはまるよう、S社で必要とされるOSや言語を意識して勉強するようにしました。業務時間外に、転職時 のPRになるように資格取得のために勉強を行い、情報処理技術者試験の「テクニカルエンジニア:エンベデッドシステム」に合格することができました。
このように、S社への転職という目標のため、着々とスキルを身に付けていましたが、日ごろの業務では、いわれたものを作るだけで面白くないと感じることが ありました。そんなときには、技術力を身に付けてS社に転職することを考え、さまざまな工夫をするなどして業務をこなしました。