2007年4月18日水曜日

売り込み努力で就職率ほぼ100パーセント

 小学校から大学まで、入学式と新学期をスタートする初々しいシーズンである。

 「専門的な知識だけを身に付けるのではなく、広く文学や哲学、芸術にまで視野を広げ、バランスの取れた社会人に育ってくれることを切望します」と式辞を述べる秋田県立大学の小林俊一学長。

 新入生を代表して、田中縁(ゆかり)さんが「未来の大きな目標を見据えて勉学に励みます」と代表宣誓。

 ここは、この六日に入学式が行われた秋田県立大学秋田キャンパス講堂。学部四百八人、大学院六十四人、編入学五人の合計四百七十七人が、晴れやかなキャンパス生活のスタートを切った(写真)。

 平成十一年開学と大学自体もまだ新しい同大は、システム科学技術学部四科(機械知能、電子情報、建築環境、経営)と、生物資源科学部四科(応用生物、生物生産、生物環境、アグリビジネス)の学生約千五百人と、大学院からなる。

 歴史はまだ浅いが、一・二年生が参加できる「学生自主研究制度」や、昨年から始まった特待生制度、それに図書館を永久に使える生涯学生制度などを相次い で打ち出した。また、公立大学法人化後は、事務職員も県の派遣から、独自採用のプロパー職員へと移行を進めている。教員についても、任期制や年俸制などの 改革を進める。

 新入生は、県内出身者がほぼ三割を占めるが、あとは沖縄県から北海道まで全国から集まった。「東北各県からは三十人前後だが、静岡十九人、愛知からは十五人入った。おととしからは愛知、東京、仙台で出張入試を行っている」(小林学長)と優秀な人材獲得に努める。

 一方、就職担当者が全国の企業に学生を売り込んでいる努力もあって、就職率がほぼ一〇〇%という成果もあげる。

 昨年、公立大学法人となった。とはいっても、他の公立大と同様、県が費用を出して育てた学生の三割しか県内企業に就職できないことは、一つのプレッ シャーでもある。一流企業、ハイテク企業がまだまだ県内に少ないことが一因だが、それでも希望の一つは関連会社なども含めTDKに今年九人入ったこと。

 「TDKが新しく(県南部の)由利本荘市に約七万六千坪の土地を取得し、来年には生産を開始するということで、期待したい。研究開発部門を秋田にもつくってほしい」と、小林学長は地元企業へ熱いエールを送っている。

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