農業技術を対象にした全国で初めての検定制度が、2007年度に誕生する。農水省が計画しているもので、農業高校生や農業を志す人たちの営農技術に関す る知識を試験で評価し、就農や農業生産法人への就職などに役立ててもらうのが狙い。検定は1級から3級まであり、07年度は難易度の低い3級でスタート。 8月にも全国の農業高校を会場に行う段取りだ。
検定制度は、試験で農業に関する知識を客観的に評価する仕組み。同省は、自分の実力のチェック、農業法人に就職する場合の自己アピールや、逆に農業法人が社員を採用する際の判断材料などにも活用できると考えている。検定試験は有料で行う。