桜とともに進学・就職のシーズンがまたやって来た。一年で引越しが一番多いのもこの時期。新生活にむけて準備をするこの時期、どんなものが売れているのだろうか?
市場調査会社MM総研は16日、就職・進学者441人とその親524人を対象とした「ITデジタル家電の購入意向に関するアンケート調査」を発表した。 その結果によると、中学・高校進学時に最も人気があるのが携帯電話で、特に高校進学者本人の購入では50%とダントツに高く、親が購入する場合でも38% だった。
大学進学時ではパソコンの購入意向が高く、本人33%、親44%ともに1位だった。親にプレゼントとして買ってもらうケースが多いようだ。また、新社会 人の場合は、本人購入で1番人気は携帯型音楽プレーヤーだった。親がプレゼントとして購入する商品のトップはスーツや時計などの衣料・服飾品だった。
各製品の詳細をみると、携帯電話はキャリア別でドコモが50%でトップ、auが2位で36%だった。パソコンはノートブック型が68%、デスクトップ型は28%だった。また、携帯音楽プレーヤーはiPodが65%で他のメーカーを圧倒している。
一方、日本経済新聞20日付の記事によると、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは3月に入り、鼻毛カッターやヒゲトリマーなどを含む男性用身だ しなみ家電の販売が前月のほぼ5割増しだという。また、毛穴の汚れ取り器や美顔スチーマーなど普段需要が少ない商品が急に売れ出している。男も見た目で勝 負の時代になってきたようだ。