20代、30代、40代と年代が上がるに従い、不安の中身が若干異なるようだ。20代は自分のキャリアや給料に関する不安が多く、30代になると ふがいない上司や経営陣を目の当たりにし、将来への不安を感じたケースが多い。40代になると、会社の目指す方向性や戦略に不安を覚えたという大局的な回 答が目立った。全般的に会社の将来に対する不安を訴えたものが多く、業界の将来への言及はほとんどなかった 。
転職エンジニアのホンネ・・・
・「このままこの会社にいて、得られるものは何だろう」と考えた とき、ほとんど何も思いつかなかった
(社内情報システム/28歳)
・大赤字で、全員が給料カットされたのに、会長は海外旅行や野球観戦三昧。この会社に未来なしと判断した
(テクニカルサポート/33歳)
・設立時のコアビジネスを捨ててしまったことが間違いのはじまり。若い経営者が方向性を変えようとしなかった
(システム開発/42歳)