給料やボーナスの額が上がらない(下がる)、働きが正当に評価されない、仕事の評価基準が曖昧、という3種類に集約できる。最も数が多くて切実なのは、給 料やボーナスの額が上がらない、ということだ。自分の仕事が正当に評価されない、さらにその評価基準が曖昧と感じているのは、転職理由の王道でもあるが、 特にエンジニアに多く見られる傾向がある。なかには、「会社が単なる給料カットの言い訳として成果主義を入れた」「社長が馬を買ったくせに社員の給料を減 らした」など、経営に対する怒りを感じさせるものもあった。
転職エンジニアのホンネ・・・
・評価や給料がよくないと上司に相談したら、「君は、運が悪いプロジェクトに配属されているから」と 言われた
(テクニカルサポート/28歳)
・実績を出しても、ねぎらいとお世辞半分の称賛の言葉だけで、給料には反映されず、やる気が 起きなかった
(システム開発/34歳)
・自分は専門学校卒。入社して6年たっても、大学出たての新入社員よりも基本給が低かったため
(システム開発/33歳)