2007年5月7日月曜日

全共闘2度目の敗北

郡司 結城さんも私も、世代的には全共闘世代ですよね。教育問題、安全保障問題、ベトナム戦争問題などを、程度の差こそあれ経験してきました。1970年前半、全共闘運動は敗北の末、歴史から消えて行きました。今、全共闘世代は、日本社会の中で組織幹部となっています。

 全共闘運動の主張は、私の理解では旧体制に対しての異議申し立てでした。現代の閉鎖的な社会のモデルと思われる幕藩体制、明治政府後のローカルルールの体制、富国強兵体制、戦後の社会体制などに対してです。そういう体制を改善するはずだった。

 ところがこの世代は閉鎖的な社会を壊せず、新しいルールを作れずに、結局のところ旧体制側についたのです。ビートルズをおしゃれなアクセサリーと 位置づけたのですよ。ジョン・レノンは開放社会の思想なのに。日本の閉鎖的な社会を後進のために開放できず、しかもその反省が非常に弱い。だから今、全共 闘世代は2度目の敗北を向かえていると思います。私たちも含めて。

結城 全共闘の思想は「個人の確立」でしたね。

郡司 多くの元若者たちは、それぞれの立場で頑張ったと思います。しかし結果が伴わなかった。どこにわれわれの世代の敗因があったのでしょうか。

結城 私たちは敗北したくなかったので、欧米の組織に脱出したのですね。日本の官庁や会社に入った大量の全共闘たちは20年~30年、日本の組織の中にいて、すっかり上司の伝統やしきたりを受け入れたのですよ。結果的にはね。

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google、yahoo等の検索エンジンの順位を上位にするための技術なんですって。 なんだか難しそうですね(・ω・;)

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カワイイ文房具って見ていてワクワクしますよね。 カワイイものに囲まれてお仕事がしたいです。

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