2007年5月1日火曜日

犯人と私の共通点、相違点

 1999年9月、東京・池袋にて主婦2人を殺害し、6人に重軽傷を負わせた通り魔事件の被告に、先日死刑が確定しました。

 この事件が起きた当時、いろいろなことを考えさせられました。この事件の犯人(被告)と私には、さまざまな共通点があったからです。

 当時、私は池袋から遠くない所に住んでおり、犯行現場は何度も通ったことがあります。さらに、年齢も1歳違いとほぼ同じでした。

 そして、一番の共通点は、犯人が何度も転職している点。報道では、2~3年の間に何度も転職している事実が挙げられ、議論がなされていました。一部、ワイドショーの報道では、「こういう人間だから犯罪を起こす」いう報道の仕方をしていたように思います。

 当時、私は3年間で7つものアルバイトを転々としていました。これは犯人よりも多い数です。仕事場と自宅の往復という生活でしたし、毎日楽しいことがなく、暗い時代でした。

 たしかに、当時の自分には、世の中に対しての不満や、八つ当たりなどの感情はありました。もしかしたら、犯人の心理状況に近かったかもしれません。

 しかし、だからといってあのような犯罪を起こすことは絶対にありません。犯罪を起こそうなんて気はまったく起きませんでした。

 ですから「こういう経歴だから犯罪をする」という報道の仕方は不愉快でした。むろん、はっきりとは言ってませんでしたし、私の被害妄想もあるとは思いますが、この事件にかかわらず、どの事件もマスコミはそうやって面白おかしく騒ぐのを普通としています。

 私は「ある部分」において、犯人の精神状態を推測しつつも、その反面「一緒にしてほしくない」と思い、「フリーターをそういった目で見てほしくない」と願いました。

 殺人、その上無差別ながらも女性を中心に狙ったこの犯行は、卑劣極まりないもので、「死刑」については議論がされるでしょうが、厳罰は必要だと強く思っています。

 ただ、この事件については、犯人のこうした背景はあくまでもきっかけの一部に過ぎず、悪いのはあくまでも本人だということを理解してほしいと思います。

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瀬尾さんのブログ

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