2007年5月1日火曜日

使いやすいコマの反逆

 「フリーター連帯はどうだ」

 「なんだか締まりがないな」

 「3K職場がおれたちの職場。『ガテン系』でいこう」

 06年9月。新宿西口の居酒屋で盛り上がる一団がいた。製造現場で働く非正社員の労働団体ガテン系連帯の誕生だ。

 会社も職種も、働き方も違う全国の労働者をつなぐネットワーク。会員は職場ごとに労組を作って個別に交渉をする。

 一方、ガテン系連帯ではそれぞれの職場情報を共有する。労働法を学んで知識武装する。国や業界団体に訴えかける。従来型の組合のように「支援→被支援」の上下関係では、組合員に依存心が生じるし、執行部もなれ合う。だから、中央組織は置かない。

 業務請負大手の日研総業から派遣され、日野自動車で働く和田義光さん(42)と池田一慶さん(27)は創立メンバー。労組結成のきっかけは職場有志の花見の席だった。池田さんは隣に座った若い正社員から声をかけられた。

 「いくつになった?」

 「26歳です」

 「その年でハケンか。人生終わってるな」

 池田さんより先に、向かいに座っていた和田さんがキレた。

 「何を言ってるんだよ!」

 よっしゃ、この人なら一緒に声を上げてくれるかもしれない。池田さんはそう思った。

 製造現場への派遣期間は最長1年(07年3月に3年に延長)。細切れの雇用契約、低い賃金など、企業にとっては使いやすい「コマ」であり、著しい身分格差がある。

 日野の場合、直接雇用の期間工は社が準備した寮で寮費は無料。派遣は派遣会社の借り上げ寮。和田さんたちは3人1部屋で一人3万8000円と光熱費を月 給から引かれる。期間工は一定期間働くと慰労金が出る。派遣はどんなに働いても時給1150円前後のまま。少ない月は手取り15万円を切る。契約は1カ月 更新だ。

 「夏は40度の暑さで油まみれになりながら、社員も期間工も派遣も、協力してノルマ達成に向かう。働く仲間じゃないですか。そこに身分格差が埋め込まれてる。僕らは最下層。そんな怒りや悔しさを抱える非正社員が全国にたくさんいるんです」(池田さん)

SEOってなあに?

google、yahoo等の検索エンジンの順位を上位にするための技術なんですって。 なんだか難しそうですね(・ω・;)

瀬尾さんのブログ

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