南都銀行(奈良市橋本町、西口広宗頭取)は6日までに平成20年4月入社の新卒採用方針をまとめた。それによると、大学卒を中心に例年120~130人 の採用規模を200人台に大幅に拡大する。200人以上の大量採用は同6年度以来で、初任給も17万4000円(大学新卒)の水準から20万円台に大幅に 引き上げる。
これは、同行が県内を中心とした地方銀行である一方、隣接の大阪・京都・和歌山・三重の4府県にも進出し広域的な営業展開 を拡大。初任給相場が上がり、人材確保の面でますますメガバンクや都銀、地銀とも競争が激化しており、若手の優秀な人材確保が経営課題となり、さらに店舗 数を拡大していくのにも対応するもの…