キャリア相談においでになる20代前半の、特にIT関連を志向する人から、こんなお話をよく聞きます。「経験者採用ばかりで自分は応募できない」 「自分は第二新卒で応募しなければいけないのか」「(求人サイトには)会社も仕事もいっぱいありそうだけれど、自分は募集対象者か」。
それぞれ状況が違うので、自分が応募できるのか、募集企業の条件に当てはまるのかは気になるところだと思います。
しかし中途採用の場合、応募できる・できないという制限はかなりあいまいです。「経験者採用」とされている場合も、実際に問い合わせると意外と「大丈夫です!」とか「まずはお話を伺って」となることが多いのです。
とすると、求人を見て迷いすぎてしまう人は、実は自分で応募条件や経験のレベルを設定してしまっていることになるのではないでしょうか。自らチャンスを限定してしまっているともいえます。
転職には本来「決まったやり方はない!」のです。自ら道を切り開いてチャンスを引き寄せるものだと思って、果敢にチャレンジすることをお勧めします。何をもって経験といっているのか、まずは聞いてみる。そしてそれを応募の過程ですり合わせていくこともできるのです。